プラトンの「饗宴」での「美」とは

1 アガトンが語るエロスへの賛美

エロスはすべてのうちでもっとも最も美しく、もっとも優れており、したがってもっとも福なる神である。(十八)

神々の世界にも、エロスが入り来るに及んで、始めて秩序が立ったのである。これの美に対する愛であることは明らかである。(十九)

美に対する愛からあらゆる善事が発生するに至る。(十九)

「人の世には平和を、海原には鏡なす静けさを。暴風には休息を、憂き身には熟睡を」もたらす者はエロスである。(十九)

エロスは柔和をもたらし、慈悲深く、助力者にして救い主、いと美しくいと優れたる指導者。(十九)

ーーーーしたがって、上記から推察されるのは、ギリシャ哲学の美とは優れものであり、福なるものであり、秩序が立つものであり、愛により善事が起こるものと察せられる。 平和、静けさ、休息、熟睡、柔和、慈悲深い、助力、救い、優れたものである。----

2 聖書ギリシャ語 カロス Καλoς (形)よい、美しい good, right, proper, fittinng, honest, fine, beautiful. 
   
3 旧約ヘブル語  ヤータブ וטה 正しく行う(神の目に)、好ましい、美しいの意味を含む。       (終)

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